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2008年9月 2日 (火)

女の時代

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今週の話題「女の時代」2008年8月29日

北京オリンピックも漸く終わりました。

9   6   10   2008年北京オリンピック メダル獲得数 金、銀,銅の順

16   5    8   1964年東京オリンピック メダル獲得数   同上

東京オリンピックの時は上記獲得メダルの内、女子が獲得したのは金1、銅1

だけでした。金は女子バレーボール、「東洋の魔女」といわれた大松監督のチー

ム、銅は女子体操の団体でした。残りは全て男子が獲得したものでした。

今回の北京オリンピックでは男子13個、女子12個、ほぼ均衡し、金メダルは

男子4個、女子5個、でした。惜しくもメダルを逃した4位には「なでしこジ

ャパン」サッカー、バトミントン女子ダブルス、卓球女子団体などもあり、全

体の印象では女子の活躍ばかりが目立ちました。

 東京オリンピックから44年、この間に日本における「女子の台頭」はメダル

数に如術に現れています。

 小社でも入社試験をすれば成績優秀者は「女子」ばかり、東京の高校で校舎

を利用して成績優秀者だけを対象に予備校教師による夜間補習を始めたら、対

象生徒は「全員女子」、以前は男子が圧倒的に多かった法学部や経済学部も今で

は「女子」が珍しくありません。

 海外旅行に行っても連れ立って見かけるのは女子ばかり、「日本人の男は何し

てるの?」と聞かれる始末。

 「男子」劣勢の現代において伊藤和也氏(31歳)のアフガニスタンでの殺害事

件はこんな「男子」もいたんだと思わざるを得ませんでした。ご両親の心痛は

察するに余りありますが、大切な息子を失って「和也は伊藤家の誇り」と発言

されたことは感動なしには聞くことができませんでした。彼が属していた「ペ

シャワール会」は日本国政府及び外務省からの援助を一切受けずに、医師中村

哲氏を代表として地道な活動を続けておられます。伊藤氏も5年にわたり農業

指導や用水の確保に心血を注いで活動した功績は現地の葬儀に600人ものアフ

ガニスタン人が参列したことが物語っていると思われます。

 北欧、トルコ、イラク、イラン、エジプト他中東の国々、そしてアフガニス

タンが「極めて親日的」といわれた最大の理由は「日露戦争1904~1905年」

での日本の勝利にあったと思います。歴史上初めて小国の有色人種が白人の大

国を破った事実は長年ロシアの脅威に怯えて来た前述の国々を勇気付け、鼓舞

したと思います。けれども「日露戦争」から100年以上の歳月が流れ、アフガ

ニスタンの人々の記憶から薄れ、米国の目をきにしながら、インド洋で無料ガ

ソリンスタンドを続ける誇りなき日本は単にアフガニスタンを脅かす外国勢力

の一つに過ぎなくなっているのでしょうか?伊藤氏の事件が日本には米国の属

国ではない側面が今でも辛うじてあることをアフガニスタンの人々が少しでも

理解してくれれば彼の死は「伊藤家の誇り」だけではなく「日本の誇り」にな

るのだと信じたく思います。  (文責 井上 豊夫)

PS:小社のターナ氏によれば初めて有色人種が白人に勝利したのは「日露戦争」

ではなく、モンゴル支配下の「元」フビライハーンだそうです。
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ご本人の事前了解をいただきます。

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コメント

私は40代の女性です。ロサンゼルスに約10年住んでおりますが、年に一度、日本に里帰りするたびに気づくこととして、私たちの世代と、それよりも若い世代の男性が、とても女性に対し紳士的になって来ているということです。エレベーターもレディ・ファーストで私を先に降ろしてくれますし、新幹線でも荷物の多い私を先に入れてくれ、座席でも荷物の処理を率先して手伝ってくれます。しかし、私よりも年配の世代の男性の傲慢な態度は、これと対比して驚いてしまいます。言葉の出し惜しみをする世代のようで、荷物の処理に困っていても、睨んで、早く自分を先に通せとシグナルを送ったり、タクシーを待っていても何をしていても、自分が先にならないと面白くない、女性がどういう立場にいるのかを全く考慮することができない男性が目に付きます。アメリカに長く住んでいて気がつくこととして、アメリカには、模範となる男性が日常生活、至る所に存在しており、それを「見て」、若い世代の男性たちが育っている点です。日本には、そういう良い模範として、上の世代の男性たちが、下の世代の男性たちを、立派な人間となるよう、育てる環境があるでしょうか?父親が実際、存在していようが、いまいが、仕事だけにかまけ、男性不在の家庭で育った、私たち世代の男性たちは少なくないと思います。そういう日本の男性たちは、欧米諸国の男性たちとは異なり、良いお手本なくして、大人になるため、彼ら自身、手探り状態なのではないでしょうか。特に、日本では、出る杭は打たれるで、良いことをしても認めてもらえない、なにを気取っているんだ、と上の世代から潰される。そんなことの繰り返しでは、日本の男性が、日本人であるということよりも先に、一人の人間として、きちんと背筋を伸ばして生きることは難しいのではないでしょうか。

投稿: catnmusic | 2008年9月 3日 (水) 05時11分

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