略奪品
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◆ 井上豊夫の日々雑感~『商社マンの独り言』~ ◆ http://www.shigemitsu-shoji.co.jp/ ◆海外製タオルの事なら当社へ 平成20年7月2日発行◆ 常時3000万枚以上のタオル製品在庫をもっています。 海外製のタオルについてのお問い合わせがあればお気軽に お問い合わせ下さい。 ■■ 今週の話題「略奪品」2009年2月27日
故イブ・サンローラン氏所蔵の美術品のオークションがパリで行われ、アヘ
ン戦争時に英仏連合軍が北京郊外の圓明園から略奪し、本国に持ち帰った「ネ
ズミ」と「ウサギ」の頭部像も競売に掛けられ、35億円で落札されました。中
国は略奪品なので返還を要求していますが仏の裁判所は認めませんでした。
「ルーブル美術館」や「大英博物館」の展示物の多くが今回と同じ略奪品で
あり、ひとつ返還を認めれば同様に世界中から返還を要求されることは「必至」
です。英国もフランスもこれまでやってきたことは現代の「ソマリア海賊」と
大差ありません。英国王室がその気品と優雅さを強調しても所詮「海賊の親玉」
に過ぎません。以前「ルーブル美術館」や「大英博物館」を訪れた時にも「こ
りゃ世界中からかっぱらってきたものばかりだ」と感じました。ルーブルにあ
る「ミロのビーナス」にしてもトルコ領ミロス島で発見されたものであり、フ
ランスで見つかったものではありません。正当な対価を払って購入したわけで
もありません。「大英博物館」ではエジプトから運んだ「ミイラ」が展示されて
いました。ミイラは美術品でなく古代エジプトの王侯貴族の遺体です。私は「大
英博物館」ミイラを見たときに「怒りがこみ上げて来て」途中で外に出て帰り
ました。
今回の「ネズミ」と「ウサギ」の略奪が生じた「アヘン戦争」は民主的とい
われた英国議会が正式に議会で承認した戦争でした。「アヘン戦争」ほど酷い身
勝手な戦争はないと思います。日本は「アヘン戦争」で酷い目に遭った中国を
見て開国を迫る欧米諸国の本当の狙いを察知し、彼等に侵略されることなく明
治維新を迎えたのでした。多くの日本人は欧米諸国に甘い幻想を抱いています
が彼らが今までやってきたこと美しいことばかりでなかったことは肝に銘じな
ければいけません。ニューヨークの「メトロポリタン美術館」は戦争による略
奪品ではなく、対価を支払ってコレクションしたもののようです。「ルーブル美
術館」や「大英博物館」には足を運ばず、「メトロポリタン美術館」に行きまし
ょう。(文責 井上 豊夫) ■ 広告 拙著であります。もし宜しければご高覧下さい。 『果し得ていない約束―三島由紀夫が遺せしもの』 絶賛発売中 http://tinyurl.com/4spnzq
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